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以前、この欄に登場した日本大好きのスペイン人のスーパー店長、ダビッド・リバスさん(38)が昨年末も東京にやってきた。大のアニメファンで、今回も13日間の関東滞在中、アニメの聖地を訪ね、「ブックオフ」で中古のゲームソフトを、秋葉原ではフィギュアをあさり回った。
自称「鉄チャン」でもある彼が、大宮の鉄道博物館に続いて向かったのが、新宿区にある「ホビーセンターカトー東京(KATO)」。「鉄道好きにとっても、たまらない国なんだよね」。訪日の目的の一つに「鉄道」を挙げる訪日外国人(インバウンド)は少なくない。
住宅街に「KATO」のショールームができたのは1986年。玄関先の真っ赤な電車がトレードマーク。国内でも鉄道模型を製造、販売する会社は複数あるが、最大手の「KATO」は社内で一貫生産するのが特徴。種類の多さと手ごろな価格でも人気だ。店内には、国内の列車を中心に1000種類以上の列車やレールなどの部品、ジオラマを作るための周辺風景のミニチュアがいっぱいだ。
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