「花巻東から世界一 立志夢実現」 母校にも大谷翔平モニュメント

大谷翔平選手が卒業した花巻東高の校舎。卒業生の活躍を祝う懸垂幕が掲げられる=岩手県花巻市で2023年10月4日、工藤哲撮影
大谷翔平選手が卒業した花巻東高の校舎。卒業生の活躍を祝う懸垂幕が掲げられる=岩手県花巻市で2023年10月4日、工藤哲撮影

岩手のSHOHEI/3

 東北の高校野球を代表する名門校の一つで、大リーガーの大谷翔平選手を輩出した花巻東高は出身地・岩手県奥州市の北側、花巻市にある。実家を離れ、寮生活をしながら日々練習を重ねた。

 母校にとっても、大谷選手の大活躍は大きな励みだ。校舎には硬式野球部の先輩で同じ大リーガーの菊池雄星投手と並び、「花巻東から世界一 次の目標達成へ立志夢実現 大谷翔平選手」と書かれた幕が掲げられている。

大谷選手を育んだ地を、記者も〝聖地巡礼〟しました(全3回の3回)
第1回・ユニホームに首ふり人形 大谷翔平のプチ記念館 奥州・水沢江刺駅
第2回・世界の大谷翔平になっても騒がず… 故郷で温かく見守る人たち
<写真特集>海外のインフルエンサーも聖地巡礼、大好物のカレーは?

 正門から学校敷地沿いに5分ほど歩いたところにある野球部グラウンドのそばには「2021MLBオールスターゲーム記念モニュメント」がある。菊池投手とともに同校卒業生がそろって出場したことをたたえ、地元の花巻温泉郷観光推進協議会が2022年に寄贈した。

 モニュメントには2人の手形があり、そのサイズを体感できる。野球部グラウンドのすぐ横にあり、「週末になると見学者が絶えないこともある」という。

 偶然ここで、台湾から来たという若い女性インフルエンサーに出…

この記事は有料記事です。

残り1230文字(全文1786文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月