幼魚の生態、魅力知って 上越「うみがたり」あすから企画展示 成長し模様など変化 /新潟

タテジマキンチャクダイの幼魚=新潟県上越市立水族博物館提供
タテジマキンチャクダイの幼魚=新潟県上越市立水族博物館提供

 上越市立水族博物館「うみがたり」は20日から、幼魚をテーマにした「ごきげんようぎょ展」を開く。幼魚の時期に大人の成魚とは大きく異なる体形や、色や模様をしている魚がおり、水槽で展示したり資料で紹介したりして魅力を探る。今回は岸壁幼魚採集家として知られるタレント、鈴木香里武(かりぶ)さんが協力。鈴木さんの解説板で幼魚の生態などを紹介。期間中には鈴木さんと一緒に同市内の漁港で幼魚を採集する催しやトークイベントがある。【田倉直彦】

 1階の催事ホールに水槽で展示する魚のうち、タテジマキンチャクダイは主に相模湾以南の各地や、インド・中部太平洋の岩礁域やサンゴ礁域などに生息する。成魚は体長約25センチで体に黄色のしま模様が走る。だが、展示する幼魚は体長が3~4センチと小さく、体の模様も鮮やかな白い渦巻き模様で成魚と大きく異なる。

この記事は有料記事です。

残り776文字(全文1139文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月