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全国高校野球2024 夏の甲子園

第106回全国高校野球選手権大会は8月7日開幕

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優勝候補が相次ぎ敗退 大阪桐蔭、健大高崎、報徳… 夏の甲子園

【智弁学園-健大高崎】試合に敗れ、涙を流す健大高崎の選手たち=阪神甲子園球場で2024年8月14日、渡部直樹撮影
【智弁学園-健大高崎】試合に敗れ、涙を流す健大高崎の選手たち=阪神甲子園球場で2024年8月14日、渡部直樹撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、2回戦があり、春夏連覇を目指した健大高崎(群馬)、今春の選抜大会8強で春夏通算9回制覇の大阪桐蔭の優勝候補が相次いで敗れた。

 健大高崎は1―2で智弁学園(奈良)に惜敗。相手左腕・田近楓雅投手(3年)の緩い変化球に苦しんだ。

 大阪桐蔭も今大会で甲子園初勝利を挙げた小松大谷(石川)の先発右腕・西川大智投手(3年)の前に打線がつながりを欠いた。西川投手は92球で完封し、100球未満の完封「マダックス」を達成。グレッグ・マダックスは米大リーグ通算355勝を挙げたかつての名投手で、緻密な制球力に定評があった。大阪桐蔭が夏の甲子園で零封負けするのは初めて。

 今大会は初戦で夏の優勝経験校が相次いで姿を消している。今春の選抜大会準優勝の報徳学園(兵庫)は32年ぶり出場の大社(島根)に1―3で敗れた。

 花咲徳栄(埼玉)は春夏初出場の新潟産大付に1―2で敗退。智弁和歌山は延長十一回タイブレークの末に4―5で霞ケ浦(茨城)に競り負けた。霞ケ浦は春夏通じて初勝利を挙げた。【長宗拓弥】

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