昭和30年代からの寄贈写真をデジタル保存 秋田・鹿角を記録

八幡平松館の代かき作業(1960年5月28日)=秋田県鹿角市尾去沢市民センター提供
八幡平松館の代かき作業(1960年5月28日)=秋田県鹿角市尾去沢市民センター提供

 昭和30年代以降の鹿角地方を拠点に、地元のアマチュアカメラマンが撮影した写真がデジタル化される。秋田県鹿角市尾去沢市民センター(高杉正人所長)が市井の人々の暮らしぶりをうかがわせる懐かしい作品に数々に注目し、「ぜひ後世の資料に」と保存作業に取り組む。

 写真を撮影したのは、故・富樫正一さん。大館市馬喰町出身で終戦後シベリアでの抑留生活を経て帰国。1953年に旧尾去沢町に転入し、精米業を営む傍ら自転車に乗って各地の写真を撮り続けた。地域の文化…

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