大阪重機事故

てんかんで事故歴 勤務先管理者の立件検討

歩道に突っ込んだ重機を調べる捜査員ら=大阪市生野区で2018年2月1日、貝塚太一撮影
歩道に突っ込んだ重機を調べる捜査員ら=大阪市生野区で2018年2月1日、貝塚太一撮影

大阪府警、業務上過失致死傷容疑で

 大阪市生野区で今年2月、歩道にショベルカーが突っ込み、児童ら5人が死傷した事故で、元建設会社員の佐野拓哉容疑者(35)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)で送検=が過去に、てんかんの発作とみられる症状で事故を起こしていたことが分かった。勤務先がこうした実態を把握しながら適切な労務管理を怠った疑いがあり、大阪府警は管理責任者らについて業務上過失致死傷容疑での立件を検討している。

 事故は2月1日、生野区の交差点でショベルカーが歩道に突っ込み、近くの府立生野聴覚支援学校に通う井出安優香(あゆか)さん(11)が死亡し、他の児童2人と教諭2人も重傷を負った。

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