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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー民主化のその日まで 「難民2度」日本との懸け橋願う

ミャンマー料理が並ぶ食卓を囲み、技能実習生の若者の悩み相談などに乗るソーテイナインさん(左から2人目)=松山市で2024年1月11日午後7時10分、鶴見泰寿撮影
ミャンマー料理が並ぶ食卓を囲み、技能実習生の若者の悩み相談などに乗るソーテイナインさん(左から2人目)=松山市で2024年1月11日午後7時10分、鶴見泰寿撮影

 ミャンマーの国軍がクーデターで全権掌握してから2月1日で3年を迎える。クーデターで「2度、難民となった」と語るソーテイナインさん(54)は現在暮らす愛媛県松前(まさき)町を拠点に、技能実習生の世話をする一方、母国の民主化を模索する。「次世代のために自由と平和を取り戻して、両国の懸け橋になる」。ソーテイナインさんが見つめる未来とは。

 「何か困ったことはある?」「日本語の『お願い』は『お願いします』と言いましょう」。1月上旬、松山市のアパートの一室。ミャンマーの麺料理「シャンカウスエ」などが並ぶ食卓を囲み、同郷の女性技能実習生の心に寄り添うソーテイナインさんがいた。

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