自民分裂の福岡知事選 新人推薦の党方針に県選出衆院議員の過半数が“造反”

 4月7日投開票の福岡県知事選で、自民党の藤丸敏衆院議員(福岡7区)が10日、3選を目指す現職の小川洋知事(69)の支持を表明した。自民党の県選出衆院議員で小川氏支持を明確にしたのは6人目。自民党は元厚生労働官僚で新人の武内和久氏(47)の推薦を決めており、県選出の衆院議員11人の過半数が造反した形だ。

 藤丸氏は同県久留米市で10日にあった小川氏の支援組織の設立大会で「小川知事は県南のためにいろんなことをやってくれており、恩返しとして応援したい」と述べた。藤丸氏は小川氏を支援する古賀誠・元自民党幹事長が名誉会長を務める岸田派(宏池会)で、古賀氏の後継に当たる。

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