熊本から職人助っ人 ブルーシート張り「地震支援の恩返し」 千葉・台風15号

熊本市から駆けつけた永田さん(奥)と職人たち=千葉県館山市布良で2019年10月9日、中島章隆撮影
熊本市から駆けつけた永田さん(奥)と職人たち=千葉県館山市布良で2019年10月9日、中島章隆撮影

 台風15号で多くの住宅が被害を受けた千葉県館山市内で、熊本市で工務店「昭和工房」を経営する永田和久さん(40)が、瓦職人らとともに壊れた屋根へのブルーシート張りに奮闘している。この3連休も、台風19号で吹き飛ばされた屋根のブルーシートを張り直して回った。「(2016年4月の)熊本地震では全国から応援をもらった。少しでも恩返ししたい」。今後も瓦職人らとともにボランティアで支援を続けるつもりだ。

 台風15号が通過してから1カ月たった9日。永田さんは2人の瓦職人とともに、約9割の家屋が被災した館山市布良(めら)地区にある沼野弘子さん(83)方で、屋根のブルーシートを張り替えていた。

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