ドキュメンタリー

「日本人はもっと権力に怒っていい」 原一男監督インタビュー・後編

映画「ニッポン国VS泉南石綿村」の一場面(c)疾走プロダクション
映画「ニッポン国VS泉南石綿村」の一場面(c)疾走プロダクション

 「『平成』という時代のニッポン人の自画像を描きました」。そう語るのは、国を相手に石綿(アスベスト)による健康被害に合った元労働者や遺族が訴訟を起こした「大阪府泉南地域の石綿裁判」を8年半にわたり撮影した原一男監督(72)だ。ドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石綿村」には、原監督のいら立ちや怒りがあふれている。【聞き手・西田佐保子】(前編はこちら

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