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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会(2022年)の特集サイトです。

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東海大相模・門馬監督「決勝は縦じまの誇り胸に」 選抜高校野球

【東海大相模-天理】一回表東海大相模2死二塁、柴田が左前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月31日、津村豊和撮影 拡大
【東海大相模-天理】一回表東海大相模2死二塁、柴田が左前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月31日、津村豊和撮影

 第93回選抜高校野球大会は第10日の31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝が行われ、東海大相模(神奈川)が天理(奈良)を2-0で破り、2回目の優勝を果たした第83回大会(2011年)以来5回目の決勝進出を果たした。

東海大相模・門馬敬治監督

 石田(隼都投手)の先発は、きょうの朝に決めた。相手のことより、自分たちのチームのことを考えた。大塚(瑠晏主将)がいない中、石田がマウンドにいるという選手たちの安心感を優先した。石田は前半、球が高く気がかりだったが、バッテリーで天理打線をよく研究した成果を出してくれた。

 (天理はエース達孝太投手が登板せず、仲川一平投手が先発)達投手が来ると100%思っていた。先発がなくても、ここ一番のところで出てくると思って見ていた。仲川投手は前回(準々決勝)1イニング投げた印象しかなかった。試合の中でどう対応していくかという形になった。低めに丁寧に球を集めていて連打が出ず、あと1点がなかなか取れなかった。

 (今大会を通して)「つながる」という、こちらが意図したテーマを選手たちが受け入れてくれている。つながれば、束になれば戦えるんだと。(決勝は)しっかり地に足をつけて自分たちの野球をしたい。(選手たちには)縦じまの(ユニホームの)誇りを胸に思う存分戦ってほしい。

【東海大相模-天理】九回裏天理2死、代打長野(右)から三振を奪って完封勝利し喜ぶ東海大相模の石田=阪神甲子園球場で2021年3月31日、津村豊和撮影 拡大
【東海大相模-天理】九回裏天理2死、代打長野(右)から三振を奪って完封勝利し喜ぶ東海大相模の石田=阪神甲子園球場で2021年3月31日、津村豊和撮影

門馬功主将代行「自分たちは守りから」

 自分たちは「守りからの攻撃」をテーマにしている。今回は大きなミスもなく最後まで粘って勝てたことが良かった。決勝も、目の前の相手を倒しにいくだけ。一戦必勝で戦いたい。

 試合前は達(孝太)投手を意識していたが、相手の投手が違ってもやることは同じ。一人一人に焦りはなかった。先発(の仲川一平)投手は低めのコントロールが良く、球がなかなか浮いて来なかったが、皆で粘ることができた。とにかく高めを意識して打席に立ち、確実に捉えることができた。

 序盤は走者を出しながら、なかなか点が取れない状況だったが、自分たちは守りから。「焦らず守りをしっかりしていこう」と全員と話し合っており、石田(隼都投手)には「ピッチャーからだぞ。頼むぞ」と言った。

 (自身の3安打に)後ろにいい打者がいるので、自分は1番打者として出塁することだけを考えていた。甘い球をしっかり振れたのは良かった。

決勝戦もライブ中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、決勝もライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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