休校中も学校で子ども受け入れ 静岡市が「激変緩和措置」 教職員が対応

静岡市立葵小学校では、担任教諭が臨時休校の日程について児童に説明した=同市葵区で2020年2月28日、古川幸奈撮影
静岡市立葵小学校では、担任教諭が臨時休校の日程について児童に説明した=同市葵区で2020年2月28日、古川幸奈撮影

 静岡市は、市内の小中高校127校について3~15日を臨時休校にする。「激変緩和措置」として、休校期間中も学校で児童生徒の受け入れを行うほか、影響を受ける市職員には時差出勤や在宅勤務を認め対応する。記者会見で田辺信宏市長は「感染拡大を防ぎ子どもの安全を守るための措置」と述べた。

 市は「突然学校が休校することで混乱する家庭もある」とし、子供を自宅で見ることが難しい家庭から希望があった場合、児童生徒を学校で預かる。午前8時半~午後2時まで各校の教職員が対応にあたる。

 田辺市長は「子どもの安全を守るための措置。産業界も有給休暇の取得や勤務時間の調整に協力してほしい」と呼びかけた。市内の多くの小学校では18日、中学校では19日に予定されている卒業式は規模を縮小した上で行う。

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