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第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(2022年)の特集サイトです。

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コツコツ長崎商打線の対応力 単打15本重ね6得点 夏の甲子園

【専大松戸-長崎商】五回裏長崎商2死一、二塁、松井が右前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2021年8月22日、西夏生撮影
【専大松戸-長崎商】五回裏長崎商2死一、二塁、松井が右前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2021年8月22日、西夏生撮影

 第103回全国高校野球選手権大会第9日は22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、長崎商が、1回戦で甲子園初勝利を挙げた専大松戸(千葉)を破り、1952年の第34回以来、69年ぶりとなる1大会2勝を挙げた。

 体を開かず、バットで振り払うようにとらえた打球が右前に弾んだ。五回、1点を勝ち越し、なお2死一、二塁の好機。長崎商の6番・松井は内角低めのスライダーを巧みに拾った。貴重な追加点となる適時打。「力を抜いて、芯でとらえれば外野に飛ぶと思った」。この一打で相手先発の岡本をKOした。

 専大松戸の先発は、初戦でセンバツ準優勝の明豊(大分)を完封したエース右腕の深沢ではなかった。そこは長崎商・西口監督の読み通り。千葉大会で好投した岡本の先発を予想し、ビデオで研究して対策を練っていた。直球か縦のスライダー系の変化球のどちらを狙うか。各選手に委ねた。岡本に浴びせた11安打のうち、多くは直球をたたいたものだ。「(相手が)真っすぐにタイミングを合わせているのは分かっていたが、変化球を修正…

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